様々な要素が考えられる
男性は下半身の悩みを抱える人が多く、特に包茎はデリケートな悩みのひとつです。
包茎とは、亀頭が包皮に覆われて露出できない状態を指します。
包茎にもいろいろな種類がありますが、比較的軽度の仮性包茎は日本人男性に多いとされています。
なぜ仮性包茎になるのか、その理由も知っておきたいところです。
まず、仮性包茎になる原因には生まれつき包皮が長いということが考えられます。
遺伝的な要素などで皮が長くなる人もいるとされていますが、皮が長いと剥いてもすぐに元に戻ってしまいます。
そして、後天的な要素で仮性包茎になっている場合もあります。
自慰行為のときに、包皮を伸ばすようにしてしまうと仮性包茎になりやすいといわれていますので、皮を必要以上に伸ばさないことも大事です。
さらに糖尿病になると動脈硬化が進み包皮に十分な栄養が行き届かなくなりますし、包皮に炎症や裂傷が発生しやすくなるので包茎になりやすいといわれています。
治療で改善できる可能性も
仮性包茎とは、平常時は亀頭が包皮に覆われた状態ですが、手で簡単に剥くことができますし勃起時には自然に剥ける人も多い症状です。
仮性包茎になる原因は人それぞれ違いがありますが、特に不便を感じていない人もいれば、仮性包茎であることをコンプレックスに感じている人もいます。
こうした悩みを解消するのであれば、包茎手術も検討したいところです。
包茎施術とは、余分な包皮を取り除いてきれいに縫い合わせ、包茎の症状を改善するための手術です。
手術とはいえ、短時間で終わることが多く入院の必要もほとんどありません。
治療は真性包茎と判断された場合は保険適用で行うこともできますが、仮性包茎なら自由診療になります。
自由診療の治療は高くなりますが、そのかわり傷が目立たず手術をしたことがわからない見た目を得ることも可能です。
仮性包茎は、治療を必要としない症例もありますので、まずは医療機関に相談し治療をするべきはどうかを判断してもらいましょう。
まとめ
仮性包茎になる原因は、生まれ付き包皮が長いことや遺伝的なものが考えられます。
このほかでは自慰行為や糖尿病が原因で包茎になる人もいます。
仮性包茎の場合は、治療を必要としない例もありますが、見た目をよくしたいなどの理由で治療を希望する人も少なくありません。
仮性包茎の治療は自由診療になることが基本です。
治療が必要な症例であるのかどうかで悩んだときは、まずは医療機関に相談することがおすすめです。
治療は手術が選ばれることが多くなっていますが、日帰りでできることがほとんどです。